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地盤の話2 [建築マメ知識]

投稿日時:2018/05/01(火) 10:00

今回からは、どんな地盤調査があるのか紹介していきたいと思います。

まずは、最も一般的な調査方法から

軽い建物で、比較的多く採用されている方法が、スウェーデン式サウンディング試験というものです。
地盤の表面から、土の締まり具合を調査します。
軽微な調査機械で調査できるため、安価で行うことができ、1日に行える調査個所も多くなります。
但し、調査範囲が、地盤面から10mぐらいの深さまでしか調査できないことや、条件によって調査結果の精度が低くなることなどのデメリットがあります。
そのため、埋め立て地などの表面の地盤が軟弱であることが予想される場合には注意が必要となります。
また、地盤内に大きな石や、コンクリートの塊が埋まっていることが予想される場合なども、調査結果の信頼性が低くなる傾向にあります。
その場合は、調査個所を増やすなどして、できるだけ正確なデータが得られるように配慮する必要があります。

重い建物や、明らかに軟弱な地盤であることが予想される場合に採用されているのが、標準貫入試験というものです。
鉄パイプを土に打ち込み、土の締まり具合を調査しながら、土の採取も行います。
スウェーデン式サウンディング試験より、調査器具は大掛かりになります。
調査機器の設置に時間がかかり、1か所当たりの調査時間も長くなるので、費用がやや高額となります。
時間的、費用的な問題で、何か所も調査することは難しくなりますが、かなり深い所の地盤まで調査することが可能となることや、深い部分の土を採取することができるので、調査結果の信頼性は高くなります。
私は、実際に採取した土を確認して、本当に固い地盤なのか、土は締まっているけど崩れやすい性質の土でないかなどを判断しやすくなるので、こちらをお勧めしています。
また、この調査では、液状化の判定もできるので、液状化が心配な地域にはお勧めです。

建物や敷地の条件から上記の調査方法のどちらかを選択しているケースが多いと思います。

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