刈谷近郊でリフォーム工事と重量鉄骨・高気密・高断熱の注文住宅と木造住宅の耐震改修工事を行います

愛知県刈谷市高松町5丁目21番地

0566-21-6049

営業時間:8:30~18:00

ブログ記事フェレットのいる工務店

フェレットのいる工務店

ブロック塀の話 [建築マメ知識]

投稿日時:2018/07/15(日) 10:00rss

先日の地震で、最近問題となっているブロック塀。

数年前から、一部の自治体では、地震時にブロック塀が倒れて、通行人が命を落とす危険があるため撤去してくださいと呼びかけていました。
危険なことを分かっていながら、何もしなかった故に起きた事件だと思います。

ブロック塀の何が悪いのか、全てのブロック塀を撤去すべきなのか・・・、それは違います。

ブロック塀にも、きちんとした決まりがあって、それを最低限守ることが大切なのです。


まず、塀の高さは大丈夫か?
ブロック造の場合、積んでいい高さが決まっています。
地面から2.2m以下(この地面というのが曲者のような・・・)
私は、一番低い地面から2.2mであると思っていたのですが、法律の解釈はいろいろあるようで難しいです。

次に、塀の厚さ
基本的に10cm以下の厚さのブロックはあまり見ないのですが、厚さ10cm以上のブロックで造られているか。
(塀の高さが2mを超える場合は、15cm以上)

控え壁はある?
結構、控え壁がないブロック塀を多く見かけるのですが、塀の長さ3.4mごとに塀の高さの1/5以上突き出した控え壁が必要になります。
塀と直交方向に、ブロック塀を支える、壁がありますか?

足元がしっかり固定されていますか?
塀の下には、しっかりとした基礎がありますか?
足元がしっかり固定されていなければ、簡単に倒れてしまいます。
これは、最も重要な部分であり、基礎が不十分な場合は、とても危険です。

鉄筋が入っていますか?
ブロック塀の中に、縦横方向に鉄筋が入っていないと、簡単にブロックが崩れてしまいます。
特に、昔のブロック塀の場合、鉄筋が入っていないケースがあるので、注意が必要です。
これについては、調べ方が難しいので、お近くの工務店などに相談されるのがいいかもしれません。


ご自宅に、ブロック塀がある場合、一度確認してみましょう。
そして、もし、危険かもしれないと判断された場合、一部の自治体では、ブロック塀の撤去にかかる費用について、助成金の制度がある場合があるので、相談してみてはいかがですか。

コメント

名前:
メールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード:

0566-21-6049お電話

資料請求・お問合せ

資料請求
お問合せ