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仕事用の本を買ってもらいました。
耐震偽装などの事件が起こるたびに、法律がどんどん変わるので、どんどん新しい本が出てきます。

旭化成の偽装事件で、基礎の部分についても、近いうちに新しい法律ができるのではないかと言われています。

買うだけでは実務に使えないので、これから勉強ですが、どんどん新しくなるので、大変です。



姉歯建築士の耐震偽装事件以来、構造設計の分野は、ものすごい勢いで変化しています。
法律については、どんどん厳しくなっています。
また、一般的には知られていなかった構造設計という分野についても、少しづつ周知されるようになってきました。
昔は、建築士であれば建物の設計全てができましたが、現在は、構造設計一級建築士が部分的に関与しないと設計できない建物が多いです。
なので、１つの建物の設計に、何人もの建築士がかかわってくることになります。
（余談ではありますが、設備関係も専門に設計している建築士がいます。）

しかしながら、木造住宅の分野については、構造設計一級建築士の関与の必要がほとんどありません。
建築士も医者と同じで、専門分野があるのですが、それについてはあまり知られておらず、専門外の部分も設計してしまう建築士さんが多いです。
構造設計という分野は、建物の基礎、柱や梁などの建物にとって重要な部分を設計する分野です。
また、基礎などは欠陥が見つかったとしても、補修ができる場所ではないので、設計を行うにあたっては、細心の注意が必要です。
そんな大事な部分を設計しているのですが、私たち構造設計者がお客様と顔を合わせることは、ほとんどありません。
当社では、構造設計一級建築士が在籍していますので、打合せの席に同席することは少ないですが、全ての物件に目を通させていただいております。


これから建物を新築しようとお考えの方は、設計の途中で、構造設計の担当者について聞いてみるといいのではないでしょうか？
あなたのお家は、構造設計一級建築士さんが関与していますか？
また、何人の建築士さんがかかわっていますか？



新築、リフォームの相談、見積り無料。
お気軽にご相談ください。
http://www.daito-3.co.jp/index.html

現在解体工事を完了して、そろそろ建物の工事に入る準備をしている物件について、適合判定の通知が届きました。

こちらのお宅は、鉄骨造３階建てなので、２つの審査機関で審査を受けます。
私たち設計士が書いた図面に問題がないか、国が指定した審査機関で確認を受けないと、建物を建てることはできません。

今回届いた書類は、構造部分のみの審査で、建物が所定の強さを確保しているかについて審査が完了したことを証明する書類です。（写真はコピーです。）



この審査とは別に、法律的に問題ないか、構造的に所定の強さを確保しているかについて、別の審査機関でも確認しています。
（構造的な審査は、２か所でチェックされるので、一般的な木造住宅に比べ安心度は高くなります。）

あとは、もう１つの審査機関から書類が届けば、建物の工事が始まります。

現場は、これからが大変ですが、私たち設計士は、これで一段落。
これからは、現場監督さんが図面通りに作ってくれているかを見守るのが、私の仕事になります。

工事の様子は、社長のブログの方で紹介されますので、楽しみに待っていてくださいね。

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