まず、建物の土台となる基礎から・・・
建物の基礎といっても、直接基礎、地盤改良、杭基礎などと、ぞの敷地の条件、建物の条件によって基礎の形状は変わってきます。
固い地盤の上に建てるのであれば、直接基礎、軟弱な地盤の上に建てるのであれば杭基礎となることが多いです。
また、木造のように軽い建物であれば、直接基礎となる可能性が高くなりますし、コンクリートの建物になると、直接基礎では難しくなる傾向となります。
では、まず基礎の種類から紹介します。
直接基礎
比較的固い地盤や、軽い建物に使用される基礎工法で、基礎の形状によって、独立基礎、布基礎、べた基礎に分かれます。
工事費としては、独立基礎→布基礎→べた基礎の順に高くなります。
木造住宅の場合は、多少地盤が悪くても、べた基礎にすることで、直接基礎とすることができる場合もあります。
・独立基礎
柱の下に設ける基礎で、正方形、長方形の形となっている基礎
こんな形の基礎が、柱の下にあります。
・布基礎
柱と柱をつなぐ、基礎梁の下に設ける基礎で、建物外周部や内部中央を横断するように設けられている基礎
逆T型の基礎が、建物周囲にあります。
・べた基礎
建物の下全体に設けられる基礎で、一枚の盤のようになっている基礎。
建物の下すべてに、コンクリートが打ってあります。
どの基礎を選ぶかは、地盤調査の結果と上部建物の構造、規模により変わってきます。
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