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今朝のテレビ

[防災] 投稿日時:2019/09/04(水) 16:59

随分と更新を怠けておりました。

今朝、NHKを見ていたら、”ピンポイント液状化”の特集をやってました。

ある地域の、非常に狭い範囲で起こる液状化だそうで・・・。

一般的に知られている液状化というのは、埋め立て地や、大きな川の周囲など広範囲のものが多いのですが、今朝のテレビで紹介していたものは、昔、池や、河川だったけど埋めてしまった、以前は大型商業施設で地下があったなど、液状化を予想するのがむずかしいケースを紹介していました。

液状化が起きやすい土地というのは、埋め立て地、河川、池、田んぼなどが挙げられます。
上記の場合は、昔の地図などを調べることによって、液状化の可能性を予測することはできます。
ただ、埋め立てて何年も経過している場合、そこに河川や池、田んぼがあったなんて予想しませんよね?

その地域に何年も住んでいれば、昔、そこに池があったような・・・ということはあるかもしれませんが、自分が生まれる前であれば、気づくことは難しいと思います。


私がショックだったのは、ショッピングセンター跡地での液状化。
地階があったため、8mほどの深さまで埋め立てた場所が、液状化してしまったとのこと。
だから、本当に狭い範囲で液状化しているのです。
その場所は、駐車場になっていたので、車が沈んでしまったようですが、これが家だったら・・・。
考えるだけで怖いです。


建物の設計を行う場合は、周辺環境から液状化の可能性を考えます。
もちろん、ボーリング調査を行えば、液状化の可能性はある程度予測可能なので、できるだけお客様にはボーリング調査をお勧めしているのですが、予算の問題、既設の建物撤去前の段階で調査を行うので、重機が入れるかという問題などから、充分な調査ができないこともあります。
また、住宅の場合は、安価にできるスエーデン式という簡易的な調査を選択する場合もあります。
残念ながら、この調査では、液状化の判断が難しいです。

ピンポイント液状化は、各市町村が出しているハザードマップでは表記されていないことが多いので、液状化しない地域だから無関係と思うことなく、もしかしたら・・と思うことも大切なようです。

トヨモーター展

[バイク] 投稿日時:2018/09/03(月) 17:24

先日、刈谷市美術館で行われていた”トヨモーター展”に行ってきました。


最初の頃のオートバイ


自転車にエンジンを積んだのが始まりだったようです。


エンジンスタートは、ペダルをこいで・・・


オートバイの形になってきました


初期のオフロードバイク


スクーターも最初はこんな感じ


こんなオートバイもあったらしいです


展示の中には、初期型オートバイのエンジンをかける動画もあって、とても面白かったです。

床の話

[建築マメ知識] 投稿日時:2018/08/15(水) 10:00

今回は、床の話です。

床といっても1階の床のお話です。

木造住宅の場合は、地面から45cmくらいの高さに、木を組んでその上に床を貼るというケースが多いと思います。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合は、土間コンクリートというコンクリートの床の上に床仕上げするケースが多いと思います。

建物の強さを評価するときには、この1階の床は、あまり重要視されていません。

だからと言って、それほど重要でもないのかといえばそうではなく、別の大きな役割があります。
例えば、地面からの湿気や冷気を防ぐために、床下にコンクリートの床を設ける場合もあります。
また、床下にしっかり断熱材を敷くことで、室内の温度変化を減らすこともできます。
それ以外にも、床がしっかり水平を保つことができていなければ、そこで生活する人の体調を崩す可能性もあります。


耐震診断の調査に伺ったお宅でよく見かけるのですが、建物が傾いているので、床を直したとおっしゃる方がいらっしゃいます。
建物が傾いているのと、床を直すのは、あまり関係がなかったりします。
本当に建物が傾いているのであれば、床ではなく柱や、壁を直さなければなりませんし、床を直して不具合が改善されたのであれば、それはただ、床が傾いていただけかもしれません。

建物も古くなってくると、床に不陸が生じて、傾いているような気になりますが、それは、でこぼこしているだけで、建物が傾いているわけではないです。
その上、床が傾いているのは、比較的簡単に直すことができるので、それで安心してしまう方も多いです。
建物が傾いているかもと思われる場合は、糸の先端にオモリを縛り付けて、柱の上の方から吊るしてみてください。
傾いていれば、すぐに分かると思います。
何本かの柱で調べてみて、全ての柱が同じ傾向にあれば建物が傾いていますし、バラバラであれば、建設当時から問題があったのかもしれないです。


また、コンクリートの床でひびが多く入っている場合に、不安を感じる方が多いのですが、このひびが原因で、建物が壊れる可能性は低いと思っています。
学校の校舎などは、1階の床に、ひびが多く入っていることが多いです。
特に、地盤が悪い地域の校舎などは、ひびだらけであることが多いです。
それを見て、この建物は危険だから早く建てなおしたいと言われることがあります。
でも、案外このひびについては、設計している側からしてみれば当たり前のことで、それが原因で建物が壊れることはほとんどないと思っています。
ひびの入り方によっては、危険なものもありますが、それについては、専門家が見ればある程度判断は出来ます。


意外だと思われた方も多いのではないでしょうか。
結構奥が深いのです。

基礎梁の話

[建築マメ知識] 投稿日時:2018/08/01(水) 10:00

今回は、基礎梁の話です。

基礎梁?って何と思う方も多いと思いますが、読んで字のごとく、基礎の梁。

基礎と基礎をつなぎ、建物の壁を支えている梁のことです。

ほとんどの基礎、基礎梁は、鉄筋コンクリートで造られています。
なぜなら、土に接する部分は、水に弱い鉄や木材を使いません。
唯一、水に強いコンクリートを使います。

これに関しては、昔の建物も同じ考え方で、コンクリートの無かった大正、明治時代の建物は、石の上に木材を組んで建物を造っていました。

基礎については、重要視されることが多いのですが、基礎梁についてはあまり話題に上がることがないので、軽んじられてしまうのですが、基礎梁も結構重要なんです。

では、なぜ重要か?
基礎は柱から伝わってくる建物の重さを支えていますが、基礎に重さが掛かるとそれを支える地盤は、わずかに沈みます。
地盤が沈む量は、必ずしも均一ではないので、基礎梁がなければ、建物が歪む原因となります。
基礎梁でつなぐことにより、基礎が沈み込む量を均等になる様、調節してくれるのです。

それ以外には、壁を支える役割も担っているので、基礎梁がたわんだりすると、壁にひびが入ったり、扉や窓の立て付けが悪くなったりします。

基礎梁は、建物の外周部だけという建物も多く、コストダウンの手法として、基礎梁を極力減らす設計が好まれますが、基礎梁を多く設けることにより、建物の足元を強固なものとすることができます。
建物工事中には見ることができますが、建物が完成してしまうとなかなか見ることのできない基礎梁。
また、土の中に埋まってしまう部分なので、建物完成後に不具合が見つかっても、簡単には修理できません。

まさに縁の下の力持ちな基礎梁なのです。

ブロック塀の話

[建築マメ知識] 投稿日時:2018/07/15(日) 10:00

先日の地震で、最近問題となっているブロック塀。

数年前から、一部の自治体では、地震時にブロック塀が倒れて、通行人が命を落とす危険があるため撤去してくださいと呼びかけていました。
危険なことを分かっていながら、何もしなかった故に起きた事件だと思います。

ブロック塀の何が悪いのか、全てのブロック塀を撤去すべきなのか・・・、それは違います。

ブロック塀にも、きちんとした決まりがあって、それを最低限守ることが大切なのです。


まず、塀の高さは大丈夫か?
ブロック造の場合、積んでいい高さが決まっています。
地面から2.2m以下(この地面というのが曲者のような・・・)
私は、一番低い地面から2.2mであると思っていたのですが、法律の解釈はいろいろあるようで難しいです。

次に、塀の厚さ
基本的に10cm以下の厚さのブロックはあまり見ないのですが、厚さ10cm以上のブロックで造られているか。
(塀の高さが2mを超える場合は、15cm以上)

控え壁はある?
結構、控え壁がないブロック塀を多く見かけるのですが、塀の長さ3.4mごとに塀の高さの1/5以上突き出した控え壁が必要になります。
塀と直交方向に、ブロック塀を支える、壁がありますか?

足元がしっかり固定されていますか?
塀の下には、しっかりとした基礎がありますか?
足元がしっかり固定されていなければ、簡単に倒れてしまいます。
これは、最も重要な部分であり、基礎が不十分な場合は、とても危険です。

鉄筋が入っていますか?
ブロック塀の中に、縦横方向に鉄筋が入っていないと、簡単にブロックが崩れてしまいます。
特に、昔のブロック塀の場合、鉄筋が入っていないケースがあるので、注意が必要です。
これについては、調べ方が難しいので、お近くの工務店などに相談されるのがいいかもしれません。


ご自宅に、ブロック塀がある場合、一度確認してみましょう。
そして、もし、危険かもしれないと判断された場合、一部の自治体では、ブロック塀の撤去にかかる費用について、助成金の制度がある場合があるので、相談してみてはいかがですか。

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