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フェレットのいる工務店 2018/5

地盤の話3

[建築マメ知識] 投稿日時:2018/05/15(火) 10:00

今回は、前回紹介した以外の調査方法について説明します。

平板載荷試験
この調査は、実際に基礎を設置する深さまで土を掘って、その位置でどの程度の重さまで耐えることができるかを調べる調査で、最も信頼度の高い結果を得ることができる調査です。
非常に信頼度の高い調査ではありますが、デメリットも多々あります。
基礎の底となる位置が、比較的浅いこと。(杭を使わない基礎を前提としており、比較的小規模な建物を対象としています。)
調査には、広いスペースが必要。
コストは、やや高めで、調査時間は比較的短いものの、準備に時間がかかります。

表面波探査法
残念ながら私は縁がないので詳細は分かりませんが、賛否両論なようです。
超音波や、電磁波などを使って、地盤の強さを測定する方法で、広範囲にわたって調査できることができます。
他の工法は、掘削などの必要があるため、どうしても調査個所に制限が出てしまいますが、この工法は測定器を敷地内で移動させながら測定ができるため、敷地全体を測定できるというメリットがあります。
ただ、周辺状況によって測定データに大きな誤算がでてしまったりすることもあるようなので、判断が難しいようです。
現状としては、価格が高めなので、あまり採用されていないようです。
ただ、他の調査方法と併用して使用すると非常に調査結果の信頼度が高くなるため、検討してみるのもいいかもしれません。

地盤の話2

[建築マメ知識] 投稿日時:2018/05/01(火) 10:00

今回からは、どんな地盤調査があるのか紹介していきたいと思います。

まずは、最も一般的な調査方法から

軽い建物で、比較的多く採用されている方法が、スウェーデン式サウンディング試験というものです。
地盤の表面から、土の締まり具合を調査します。
軽微な調査機械で調査できるため、安価で行うことができ、1日に行える調査個所も多くなります。
但し、調査範囲が、地盤面から10mぐらいの深さまでしか調査できないことや、条件によって調査結果の精度が低くなることなどのデメリットがあります。
そのため、埋め立て地などの表面の地盤が軟弱であることが予想される場合には注意が必要となります。
また、地盤内に大きな石や、コンクリートの塊が埋まっていることが予想される場合なども、調査結果の信頼性が低くなる傾向にあります。
その場合は、調査個所を増やすなどして、できるだけ正確なデータが得られるように配慮する必要があります。

重い建物や、明らかに軟弱な地盤であることが予想される場合に採用されているのが、標準貫入試験というものです。
鉄パイプを土に打ち込み、土の締まり具合を調査しながら、土の採取も行います。
スウェーデン式サウンディング試験より、調査器具は大掛かりになります。
調査機器の設置に時間がかかり、1か所当たりの調査時間も長くなるので、費用がやや高額となります。
時間的、費用的な問題で、何か所も調査することは難しくなりますが、かなり深い所の地盤まで調査することが可能となることや、深い部分の土を採取することができるので、調査結果の信頼性は高くなります。
私は、実際に採取した土を確認して、本当に固い地盤なのか、土は締まっているけど崩れやすい性質の土でないかなどを判断しやすくなるので、こちらをお勧めしています。
また、この調査では、液状化の判定もできるので、液状化が心配な地域にはお勧めです。

建物や敷地の条件から上記の調査方法のどちらかを選択しているケースが多いと思います。

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